活用事例
Case Example

サッカー場でリユース!

日本国内のリユースカップの普及活動は、ドイツのサッカー場で利用されていたリユースカップを、日本でも広げようという取り組みから始まりました。もちろん日本国内のサッカー場でも導入が拡大しています。ここではサッカー場におけるリユース食器の導入実績をご紹介します。

毎試合導入しているサッカー場

国内のサッカー場で初めてリユースカップが導入されたのは、Jリーグの大分トリニータのホームグラウンドである大分スポーツ公園総合競技場(現・九州石油ドーム)です。これまでに以下のサッカー場で導入されました。

 

2009年12月時点
施設名 大分スポーツ公園総合競技場
(大分市)※
小瀬スポーツ公園陸上競技場
(甲府市)
日産スタジアム

(横浜市)
東北電力ビッグスワン
(新潟市)
等々力陸上競技場

(川崎市)
容器 カップ カップ カップ カップ どんぶり
導入時期 2003年3月 2004年4月 2005年8月 2006年3月 2009年3月
対象 アルコール類、ソフトドリンク アルコール類、ソフトドリンク アルコール類、ソフトドリンク アルコール類、ポップコーン カレーライス、うどんなど
回収方法 回収所回収 回収所回収 回収所回収 売店回収 回収所回収
デポジット あり(100円) あり(100円) なし あり(100円) なし

※大分スポーツ公園陸上競技場では2004年度末までの導入。

 

限定的に導入したサッカー場

毎試合の導入ではありませんが、リユース食器やカップを数日間に限定して導入したサッカー場もたくさんあります。環境対策の一環として、スポット的にリユース食器を利用したところは以下のとおりです。

 

瑞穂陸上競技場(愛知県名古屋市)
2004年9月からバイオマスプラスチック製のリユースカップが導入されました。これは、2005年に開催された愛・地球博に導入予定のバイオプラスチック製カップの実証試験として行われたものです。デポジット(預かり金)なしの仕組みで、導入4試合平均回収率93.5%、合計21,965個のリユースカップが利用されました。

 

万博記念競技場(大阪府吹田市)
2006年11月の天皇杯の試合において、リユースカップが導入されました。デポジットなしの仕組みで、3ヵ所のリユース・リサイクルステーションを設置して回収しました。リユースカップの回収と同時にごみの分別回収も行いました。

 

カシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市)
2006年、2007年、2009年に開催されたエコプログラム開催日に、リユースカップやリユース食器が導入されました。スタジアムボランティアや、アントラーズJrユース、茨城大学学生によるごみの分別活動も併せて実施されました。

 

味の素スタジアム(東京都調布市)フクダ電子アリーナ(千葉県千葉市)浦和駒場スタジアム(埼玉県さいたま市)
2006年八都県市3R普及促進キャンペーン『Eco Stadium ~スタジアムからごみを減らそう!~』の一環として、2006年10月中に開催される試合においてリユースカップが使用されました。

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