飲料メーカーもリユースカップを提供
ドイツのリユース食器業界では最大のカップ・コンセプト社の公開資料によると、リユースカップはドイツ国内のさまざまな場所で使用されています。
大規模な音楽イベントとして、マイケル・ジャクソン、ローリングストーンズ、Westernhagen、Peter Maffay、Depeche Mode、Rammstein、Herbert Grönemeyer、Dieter-Thomas-Kuhn、Die Toten Hosen、Die Ärzteなどのコンサートツアーで複数回使用されています。
また、FIFAコンフェデレーションズカップ2005、FIFAワールドカップ2006、UEFA欧州選手権2008などサッカーの大規模な大会や、ドイツの国内リーグ(ブンデスリーガ)において、ボルシア・ドルトムント、ヘルタ・ベルリン、ヴェルダー・ブレーメン、ボルシア・メンヒェングラートバッハ、SCフライブルク、1.FCカイザースラウテルンのサッカー場で使用されています。
ビール会社や飲料メーカーとしては、 Beck's、Hasseröder、Diebels、Franziskaner、Bitburger、Underberg、コカコーラ、Red Bullなどがあります。
同社が取り扱っているリユースカップは100ml~1000mlまで大小さまざまな容量があります。素材は、ポリプロピレン(PP)製とポリカーボネート(PC)製の2種類あり、ポリカーボネート製のカップの中には、取っ手つきのものや(取っ手がかみ合わせられるため、片手で4つのカップまで持つことが可能)、カクテルカップ、ワイングラス、シャンパングラス、白ビールグラスもあります。
※本調査はドイツ在住のアイクマイヤー有美子氏の協力をいただきました。